肩こり

肩こりの原因とは

「肩こり」は女性が訴える自覚症状の第1位、男性でも第2位

厚生労働省の調査によると、「肩こり」は女性が訴える 自覚症状の第1位、男性でも第2位に挙げられ、悩んでいる人は非常に多く、国民病ともいわれています。

肩こりの原因としては、個人の体形や姿勢、生活様式によって起こるもの、病気によって引き出されるものがあります。

姿勢、生活様式によるものとして猫背や視力の低下、仕事の内容(筋肉の使いすぎ、パソコン作業よる不良姿勢や、眼精疲労)によって首や肩の周りの筋肉が硬くなり、循環障害を起こし疲労物質が蓄積、これが神経を刺激して肩や首周りの筋肉の痛みを引き起こすと考えられています。

特に不良姿勢(猫背)による場合、肩の前の筋肉が過剰に緊張してそれに反応して肩回りや肩甲骨周囲の筋肉が硬くなり「肩こり」を引き起こしています。

頭を支える筋肉(インナーマッスル)働かず、本来使わないはずの筋肉が過剰に働き肩こりになります。
病気によって引き出されるもでは、頸椎ヘルニアなどの整形外科的疾患、狭心症などに循環器系疾患などがあります。

(病院で正しく診断を受けましょう)

Ⅲ 世帯員の健康状況 (平成 28 年 国民生活基礎調査の概況 - 厚生労働省 より参照)
・自覚症状の状況

病気やけが等で自覚症状のある者〔有訴者〕(熊本県を除く。)は人口千人当たり 305.9(こ
の割合を「有訴者率」という。)となっている。
有訴者率(人口千対)を性別にみると、男 271.9、女 337.3 で女が高くなっている。
年齢階級別にみると、「10~19 歳」の 166.5 が最も低く、年齢階級が高くなるにしたがって上
昇し、「80 歳以上」では 520.2 となっている。(表 11)
症状別にみると、男では「腰痛」での有訴者率が最も高く、次いで「肩こり」、「せきやたん
が出る」、女では「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」、「手足の関節が痛む」となっている
(図 19)。
なお、足腰に痛み(「腰痛」か「手足の関節が痛む」のいずれか若しくは両方の有訴者。以下
「足腰に痛み」という。)のある高齢者(65 歳以上)の割合は、男では 210.1、女では 266.6 と
なっている

(参考) 「健康日本 21(第2次)」の目標 足腰に痛みのある高齢者の割合の減少(千人当たり)
目標値:男性 200 人 女性 260 人 【平成 34 年度】


平成 28 年 国民生活基礎調査の概況 - 厚生労働省 より参照
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf)より参照

PAGE TOP