肩こり

肩こりの症状

肩こりに加え、頭痛、めまい、目の疲れ、動悸、倦怠感、不眠、腕のだるさ、手のしびれ、手足の冷えなどなど多彩な症状を訴えています。

これらの多くは自律神経の調子が悪くなり、起こってくる症状と思います。たかが肩こりと思われる方もいらっしゃると思いますが、肩こりはさまざまなつらい症状の原因の一つなのです。

肩こりがあると自律神経のバランスが乱れてしまいます。そうすると上記の症状が出現します。特に最近では、自律神経失調症や更年期障害と診断され、苦しんでいる方がとても多くなっております。

神経内科、心療内科で抗うつ剤、精神安定剤などを大量に処方されたり、婦人科で更年期障害と診断されたりしている患者様もおられるようです。脳神経外科の頭痛外来で片頭痛や緊張型頭痛と診断され頭痛の治療薬を処方されている方もいるようです。

症状の訴え方は人それぞれで、首から肩にかけて「ズシーンとした感じ」「何かものがのっているかのような感じ」や肩甲骨と脊骨の間や肩甲骨の内側に「鉄板が入ったような感じ」として感じられることが多いようです。

「肩」は複数の筋肉で構築されており、筋肉によって役割は様々です。
その中で、肩こりに最も関係が深い筋肉は「肩甲拳筋」と「僧帽筋」です。

肩甲拳筋は腕を持ち上げるなどの役割を担い、僧帽筋は頭を一定角度に保ったり、胴体を固定する筋肉です。これらの筋肉は、周辺の筋肉とつながっている事から肩から背中にかけて広範囲のこりに影響を与えます。

つまり、血行が悪くなり、背中の筋肉が硬くなることは、肩こり等の不調に大きな影響を与える原因となるのです。

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